医師紹介

米川 正洋 整形外科部長

骨軟部腫瘍を専門的に診療する整形外科医は少なく、愛知県内では、大学病院とがんセンターくらいしかありません。私は以前、岡崎のがんセンターに勤めていましたが、豊橋を含む東三河地域の方も数多く紹介されました。患者さん方は遠方のため通院や入院にかなり不自由されていたと思います。 最期を自宅近くで迎えたいと希望された方がいて紹介状を書きましたが、どこも引き受けてもらえないこともありました。悪性腫瘍の治療には集学的治療が必要とされ、大掛かりな手術や放射線治療など当院では十分できないこともありますが、骨軟部腫瘍診療の大部分を占める良悪性診断と良性腫瘍の治療、悪性腫瘍治療後の定期健診、一部の化学療法、緩和ケア、最期の看取り等はできると思います。 もとより微力ではありますがこれらを自分の職務として専心努力する所存ですのでよろしくお願いします。

診察内容

新手術室のご紹介

年度別手術実績

整形外科・リハビリテーション科業績

【論文】

・Yoshifumi Nakayama, Masahiro Yonekawa: Traumatic Anterior Dislocation of the
　Sacrococcygeal Joint Complicated by Defecatory Dysfunction: A Case Report.
　JBJS Case Connect 15(1): doi: 10.2106/JBJS.CC.24.00422. 2025.

・伊藤宏実, 宇佐美多英, 中山善文, 山本康洋, 米川正洋: 股関節前方進入による人工骨頭挿入(BHA)
　術後に腋窩神経麻痺を生じた1例. 日臨整誌 49(1):141-142, 2024.

・山本康洋, 中山善文, 鈴木有希, 米川正洋: 脊椎椎体骨折を有する骨粗鬆症患者に対するロモソズマブ
　6ヵ月投与およびビスホスホネート点滴投与による逐次療法の治療成績. 整形外科75(8): 801-805,
　2024.

・中山善文, 金井章, 山本康洋, 米川正洋: 超高齢者の大腿骨頚部骨折術後の生命予後と歩行能力.
　整形外科73(12): 1245-1249, 2022.

・大村真未, 中山善文, 野田直子, 米川正洋: 重度大動脈弁狭窄症に対し大動脈弁バルーン形成術を
　行い人工骨頭挿入した症例に対する理学療法の1例.整形外科70(10): 1062-1064, 2019.

・中山善文, 金井章, 福島恭平, 杉浦紳吾, 谷口裕樹, 田口大樹, 辻貴泉, 渡邊貴美, 米川正洋: 膝関節伸展
　制限が歩行時の膝関節に及ぼす生体力学的影響.臨床バイオメカニクス34: 273-277, 2013.

・中山善文, 金井章, 長尾恵里, 米川正洋: 膝関節伸展制限が歩行時の下肢関節に及ぼす生体力学的
　影響.臨床バイオメカニクス33: 427-432, 2012.

・中山善文, 長尾恵里: 結帯動作制限と結帯位から下垂位に戻す際に著明な疼痛を呈した肩関節周囲炎
　の1症例. 整形外科リハビリテーション学会学会誌14: 86-89, 2011.

・長尾恵里, 中山善文, 金井章, 後藤寛司, 米川正洋: 腸骨に付着する筋群を広範囲に切除した症例の
　横歩きの動作分析. 愛知県理学療法学会誌22: 112-113,2010.

・中山善文, 長尾恵里: 腋窩神経麻痺を合併した左上腕骨近位端骨折の1例.
　整形外科リハビリテーション学会学会誌12: 60-63, 2009.

・中山善文, 橋本修一, 角谷幸宏, 小山佳祐, 長尾恵里, 柴田佳子, 米川正洋: 独自のプログラムで良好な
　膝関節機能を獲得した左大腿骨顆上部開放性骨折の1例.愛知県理学療法学会誌20: 70-71, 2008.

【学会発表】

令和５年度　　５件
令和３年度　　３件
令和２年度　　２件
令和元年度　　２件
平成３０年度　４件
平成２９年度　３件
平成２８年度　２件
平成２７年度　１件
平成２７年度　１件
平成２６年度　１件
平成２５年度　１件
平成２４年度　２件
平成２３年度　２件
平成２２年度　４件
平成２１年度　２件
平成２０年度　２件
平成１９年度　１件