外科研修報告
外科研修報告
光生会病院 外科の池田匡宏と申します。
私は、卒後6年目で光生会病院へ赴任いたしました。
以前、大学病院では肝臓外科に所属し臨床および研究に従事しておりましたが、単一臓器に偏った医療に疑問を感じ、当院へまいりました。
当院の外科では、良性・悪性疾患にかかわらず、全身を対象とした積極的な集中的治療を行ないます。
手術では、良性疾患から消化管悪性腫瘍、肝胆膵悪性腫瘍、乳腺・内分泌腫瘍、肺悪性腫瘍まで広範囲に及び、術者として年間平均200例を経験でき技術的にも向上できたと思います。
また、化学療法、IVR、終末期医療などにも力を入れており、地方民間病院ではありますが診療内容は高く、プライマリケアも含め幅広い研修が可能です。
光生会病院の規模は大きくありませんが地域密着型の急性期病院であり、近年希薄になっている患者と医療従事者の信頼関係、コミュニケーションを重視しながら、じっくり診療にあたることができます。
赴任以来、高度な知識と技術を有する金子院長とともに、忙しくも充実した日々を過ごすことができています。
当院は、日本外科学会専門医制度関連施設に指定されており、外科医を志す後期研修医の先生や外科学会・消化器外科学会専門医資格取得を目指す先生にとって、豊富な症例数のある魅力的な病院であると思います。